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血糖コントロールの程度を判断するHbA1ｃを院内で迅速測定できます。

HbA1cは、直近1−２ヶ月の血糖の平均的な状態を反映し、当日の食事や運動など短期間の血糖値の影響を受けないことから、糖尿病のコントロール状態がわかります。

検査は指先や耳朶からの少量採血で行え、約3分で結果がでます。タイムリーに血糖管理の情報が得られることで、より的確な薬の調整や糖尿病診療を行うことができます。

HbA1ｃの正常範囲値は、糖尿病治療ガイドライン（日本糖尿病学会）によりますと「4.6～6.2％」です。特定保健指導の基準値によりますと、「5.6％未満」になります。

日本糖尿病学会によると、
6.0～6.4％：糖尿病の可能性が否定できない
6.5％以上：糖尿病が強く疑われる
と定義されています。
すでに糖尿病と診断されている方の場合は、重篤な合併症の併発リスクを抑えるために、HbA1ｃ値を「7.0％未満」を目標にしていきます。

糖尿病の方や気になる方は、先生にご相談下さい。

加来医院

〒820-1103　福岡県鞍手郡小竹町勝野3547－2

☎0949ー62ー0055